はやく進化したい

純文学系小説を中心としたブックレビュー、書評・紹介。 あと、テクノロジーの進化と身の周りのことも。

『群像』 文芸雑誌

群像0605
文芸雑誌を毎月買ってた。

文芸雑誌ってのは、
純文学系の小説や評論やエッセイが掲載される雑誌で、
だいたいメインは5誌と言われている。

『文學界』 文芸春秋社

『群像』  講談社

『新潮』  新潮社

『すばる』 集英社

『文藝』  河出書房


『文藝』だけが季刊誌で、後は月刊。

で、世間一般では、これらを「主要文芸誌5誌」とか言ったりするんだけど
それぞれ執筆陣も雰囲気も全然違う。

「ジャンプ」と「マガジン」と「サンデー」程度の違いではないよ。
「ジャンプ」と「スペリオール」と「アフタヌーン」くらい違う。
なので、自分の好みに会う雑誌は一つに絞られてしまう気がする。

毎月、別の雑誌を一冊ずつ買って
様子を見る期間が半年くらい必要でしょう。


で、ボクの好みは『群像』です。

『文學界』も『文藝』も読みますが、

オススメは、絶対的に『群像』です。

群像0605
連載も読み切りも、陰鬱な空気を帯びている小説が多い。
そのぶん、吹っ切れてる小説はかなり読ませる。

さらに、この雑誌でしか作品を見かけないマイナーな
執筆陣のラインナップがエッジ効き過ぎててステキ。

読みにくくてどうしようもないんだけど、
変な魅力がある 土居良一 とか、
他人にはオススメしませんが、いいです。


それと随筆がヤバい。

たまにとんでもないのがある。

いい年の作家が、自慰行為について延々と語ってたり、


けっこう有名な作家が、

妄想癖がひどくて、目の前の女に妄想し始めると、
押し倒して犯してしまうところまでいかないと
現実世界に帰ってこれない。

とか書いてたりする。

読んでるこっちが心配してしまうけど、
どうやらこれで大丈夫らしい。

講談社の歴史ある文芸雑誌らしいけど、
イイ子ちゃんになってないのがイイ。

キツい小説が読みたいって人にはオススメです。

テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌

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